ガードル
下半身を補正するガードルの正しい着用方法と選び方のポイント、役割をご紹介します。
ガードルについての豆知識と選び方
ガードルを着ける目的は、ウエストとヒップのラインをキレイに魅せること。下腹部の出っ張りやウエスト周辺、たるんだヒップラインなどラインが崩れやすい部分をしっかりカバーし、補正してくれる優秀なアイテムです。
サイズを図る際には、ウエストとヒップを採寸しますが、サイズが同じでも、体型は人それぞれなので、それを考慮したものを選ばなければなりません。
例えばピーマン型の人と三角型の人とでは、フィット感が全く違うので、素材の引っぱり強さの度合いとか、カット線の多い製品はどうかなど、その性質を確かめながら選びます。
また、下半身は、ウエストから下部にむかって、脂肪がつきやすくなり、ヒップ下部は、垂れ下がる傾向にあるので、それぞれの脂肪の動きに合わせてきちんと引き上げてホールドしてくれるガードルを選ぶようにしましょう。
当サイトのおすすめは、ヒップアップ効果はもちろん、太もものラインまでカバーしつつ、しっかりと安定するため動きやすいロングタイプのガードルです。
ガードルサイズの測り方
ガードルのサイズを図る時のポイントは、ウエストとヒップのサイズにあります。
- ウエストの測り方
胴部の一番細いところの周囲を、床面に対して水平に測ります。
- ヒップの測り方
腰部の一番太い所の周囲を、床面に対して水平に測ります。
※計測したウエストとヒップのサイズをもとにピッタリ合ったものを選びます。
ガードルの種類
ガードルには様々な種類のものがありますので、ここでいくつかご紹介します。たくさんの種類の中から、目的や体形に合ったガードルを選ぶようにしましょう。
- ショートガードル
腹部からヒップまでをサポート。脇の長さの一番短いショーツスタイルのガードル。
- スタンダードガードル
股下丈が4センチから10センチのガードル。
- セミロングガードル
股下丈が12センチから14センチのガードル。
- ロングガードル
ウェストから太ももまで(股下丈が17センチから19センチ)サポートするタイプ。
- ライトガードル
締め付け感が小さく、楽なつけ心地を重視したガードル。
- マイルド(ミディアム)ガードル
締め付け感が中間的で、最も一般的に着用されている造形力も着けごこちもほどよいガードル。
- メイクガードル
締め付け感が大きく、造形性を重視したガードル。
- ショーツガードル
ヒップアップ効果があり、ショーツのように直にはけるタイプ。
- ハイウエストガードル
ウェストラインより5センチ以上高い位置からカバーするガードル。ウェストラインをサポート。
- アンクルレングスガードル
股下が足首まであるガードル。
- ニーアンダーガードル
股下丈がひざ下まであるガードル。
- シームレスガードル
縫い目が無いガードル。
- タミーガードル
下腹部にひし形のカットが入っているガードル。
- マタニティガードル
妊娠5カ月頃から着用。お腹を支えて赤ちゃんを安定させ、保温するガードル。
- 産後ガードル
妊娠・出産で広がった骨盤を正しい位置に矯正し、お腹まわりを引き締めるガードル。
- 骨盤矯正ガードル
骨盤の広がりゆがみを矯正するガードル
ガードルの正しい着用方法
ガードルをきちんと身に付けるには、いくつかの手順とポイントがありますので、初めに正しい方法をしっかりと覚えましょう。
- 1:ガードルの履き口を半分位折り返すか半分程度を大きくつかむようにして両手で持ち、そのまま両足を入れてゆっくりウエストまで引き上げます。
- 2:前後を持って中心を体に合わせたら、再度引き上げます。
- 3:左手でウエストゴムを持ち上げ、右手で右足のひざ上から余分な脂肪を引き上げるように腹部の方まで持ち上げます。(左側も同様に行います。)
- 4:右足を後ろに前後に軽く開き、体をひねって右手でウエストゴムにゆとりを作ります。
- 5:斜めに右足の方向へ左手を入れたら、ひざ真上から余分な脂肪を引き上げるようにお尻の方まで持ち上げます。(左側も同様に行います。)
- 6:ウエストの前後を持って引き上げ、ウエストを整えた後、履き口を整えます。
- 7:腹部を平らにするようにおなかの中心から背中に向かって手のひらでならします。
着用時のチェックポイント
上記の着用手順を進めながら、下記のチェックポイントも参考にしてみてください。チェックポイントに合格していれば、キレイに履けている証拠です。
- 履くときはきつくないか?
- 股布部分は食い込んでいないか?
- 裾が食い込んだり、ズレ下がったり、めくれたりしていないか?
- ウエストが段になっていないか?
- お腹の押さえが気持ちよく整えられているか?
- ヒップラインは美しく整えられているか?